とてつもない゛おひとりさま”の寂しさと孤独感
帰省していた娘夫婦が、3週間の日本滞在を終え、
今日スイスへ帰国しました🛫
今頃はまだ飛行機の中でしょう
今朝、駅まで見送りに行きましたが、今回はどういうわけか、
本当に寂しくてどうにもなりません😔😔😔
体からすべての気力が失われたかのように
腑抜け状態で一日を過ごし😑😑😑
ようやく今、少し何かをしようかな🙉という気持ちになり、
このブログを書いて気を紛らわせています
なんだろう、この孤独感は
私には娘が一人いて、長らく母子家庭でした
私の両親はすでに亡くなり、実家もありません。
今はすっかり゛おひとりさま”になり、
気ままに暮らしています😄😄
娘は昔から海外に興味津々で、
独学で英語を勉強し、
大学では日本語講師の資格を取り、
バイトを掛け持ちして
お金を貯めては
海外旅行や短期留学を繰り返していました
私も昔から海外には興味があったので、
娘の頑張り💪🏻を陰ながら応援し
「いつか娘は海外で仕事ができたらいいな」
と淡い期待を抱いていたものです。
娘がどんな形であれ自立すれば、
私は゛おひとりさま”になる
その覚悟はしていました
むしろ、おひとりさまに憧れ、
自由気ままな生活を心待ちにしていたくらいです。
…なんだか色々なことを思い出します😭
記憶を辿りながら、
ここに書き留めていこうと思います……
私はこれまで看護師として、まさに仕事人間でした。
別に仕事にやりがいを感じていたわけでもなく、
ただ生活のためだけに働いてきたような感じ
だから、53歳👩🏻になった今、
「若い時にあんなこと、こんなことをしておけば良かった」と、
ものすごく後悔しています。
まあ、実際やれたとしても度胸もお金もなかったし、
やりたいことも特に見つけられず、
結局は仕事だけの人生だったとは思いますが…。
娘には「やりたいことがあるならやればいい」というスタンスで、
ほとんど干渉せず静観していました。
ただ、静観といっても、
人生を台無しにするような間違った方向に行かないよう🙅🏻♀️
娘の様子は常に伺っていましたよ😮💨
娘、スイス人との出会い

今から約5年前、
娘はワーキングホリデーの資金を貯めるため、
バイトに励んでいました
ところが、例のコロナ禍です😰😰
ニュージーランドに1年半行く予定だった娘の計画は、
あっさりおじゃんになってしまいました😫
夢や希望を持っていた当時の若者たちは、
本当に可哀そうな数年だったと思います
若者だけではないですけどね…。
海外を諦めきれない娘は、
流行りのアプリなんかで海外の人との交流を
盛んにしていました
娘から出てくる人の名前は、ほとんどが海外の人
いくら静観しているとはいえ、
そんな娘の行動を日々心配ばかりしていました🥶🥶
それでも、口出しはしませんでしたけどね😓
ちなみに娘は、親の私が言うのもなんですが…
今どきの日本の可愛い女の子とは程遠く、
特別美人でもなく、
化粧にもさほど興味がないタイプでした
小学校からどの年代でも友達はほとんど男の子で、
女子の中には入れないような、
見た目も男子っぽい娘😓
20歳過ぎても当時着ていた服は、
主にスポーツメーカーのジャージの上下でした(笑)
そんなある日、
家のガレージに、
いかにも「THE!ヨーロッパ人👱🏻」
という感じの人が立っていて、
仕事帰りの私を見ると
いきなり直立不動で固まり、
緊張しながら挨拶してくれました🤭🤭🤭
私は「外国人の友達の一人なんだろうな」
と何も思わず、軽く会釈だけしました。
その方が、現在の娘の夫、
つまり私の義理の息子婿殿です😱
その一瞬会っただけでしたが、
なぜか好印象だった事を覚えています
なぜ好感を持ったのか後で考えると…
その数ヶ月前に娘から
「終電に乗り遅れたから迎えに来て」と連絡があり、
「もー💢」と思いながら駅で待っていると、
イタリア人と一緒に私の車に向かって
娘が歩いてきたことがあり、
「おや?」と思って見ていると、
そのイタリア人が「ハーイ、マム!!」と
軽いノリで車に乗ってきて…
この深夜に迎えに来てやっているのに・・😤😤
「何?この外国人さんは誰や?」と言わんばかりに、
娘に目で合図したことがあったんです(笑)。
…そんな出来事の数ヶ月後に、
この直立でガチガチに緊張した挨拶を受けて、
「あー、こんなに緊張する外国人もいるんだなー」
と思ったのを覚えています🤭
そのスイス人の青年(婿殿)は、
流行りのアニメで日本に興味を持ったそうで、
そのアニメの本を読みたいから
日本語を勉強したとのこと
そして日本が大好きになり、
最初は神戸に1ヶ月間、語学も兼ねて来たそうです
その後、スイスの大学院のロング・インターンシップで、
初参加の日本の企業が奈良県にあり
半年間奈良に来ることに・・😀
しかし、世間はコロナ禍の真っ只中😔😔
お婿さんもあまり活発に日本を楽しめず、
狭い寮で精神的に参っていたそうです
そんな中、誰か話し相手が欲しいと、
日本人の女の子をアプリで探し、
近くに住む娘とマッチング!
会うことになったそうです。
娘は英語で話せる友達作りのため、
積極的に海外の人と日本で会っており、
その時はコロナ禍のためお互い
近くでのマッチングとなりました😊
相変わらずのスウェットに
すっぴんで会いに行ったそうです
お婿さん曰く、日本の可愛い女の子は
キラキラしていて少し苦手意識があり、
男の子のような娘…😓
登山をしても弱音を吐かない強い娘…😔
がとても新鮮で、一緒にいて楽しい人だと
好いてくれるようになりました🥰
そして、付き合うことになったそうです
娘から「そのスイス人がおかんに挨拶したいって」
と聞かされ、
私は「へー🤔付き合ってるんやー。
そんな堅苦しい挨拶なんかしなくてもええのになー」と、
まさか結婚することになるとは思っていなかったので、
ほんとに軽く聞き流していました。
今回、娘夫婦と話していて改めて知ったのですが…
●初参加した企業が偶然にも隣町だったこと
●お婿さんがスイス人で自然や登山が大好きだったこと
●奈良県は程よく山が見渡せ、
山育ちのスイス人の居心地がよかったこと
●コロナ禍で娘のワーホリ計画がなくなったこと
●コロナ禍で自由にならず行動制限がかかっていたことで、
お婿さんが精神的にかなり参っていた時に、
一風変わった日本人の女の子(娘)に出会い、
登山に連れ出してくれ、
その女の子が男子並みの体力だった事(笑)
…など、ある意味娘と会ったことは「運命だった」と、
お婿さんが嬉しいことを言ってくれました。
そうして、スイス人青年のインターンシップも終わり、
帰国することになり、そしてこれも運命だと思うのですが、
コロナ禍で世界が鎖国状態の中、
マルタ共和国が留学生を受け入れており、
スイス帰国と同時期に、
娘もマルタ共和国へ半年間語学留学に行ったのです
娘が海外へ行くたびに募っていた私の心配は、
なぜか今回は軽やかでした
私以外もう一人、
娘の心配をしてくれる人がいる😊😊
海外で何かあったらどうしよう、
という漠然とした不安は薄れ、
私の心は不思議と穏やかでした
しかし、その頃は遠距離恋愛だし
自然消滅するだろうなーと思っていました…
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