なぜスイスでは長期休暇が“当たり前”なのか?
来月、娘夫婦が休暇を使って帰国します✈️
今回は春のイースター休暇を兼ねて、なんと3週間!
さらに、夏休みもまた3週間とれる予定とのこと🌞
「どうしてそんなに長期休暇がとれるの?」「そんなに休んで仕事は大丈夫なの?」
…と、ついつい日本人の私としては不思議に思ってしまいますよね。
でも話を聞いてみて、私なりに解釈した結論は——
👥 全員が“休む”前提で社会が動いている
スイスでは…
- 顧客も企業側も全員長期休暇をとる。
- 長期休暇をとるのが特別でもなんでもない
- 有給は使うのがあたりまえ
- 人とのつながりを大切にするets..
つまり「長期休暇」は、“特別”ではなく“普通”のことなんです。
有給をしっかり使って、堂々と長期休暇をとる。
その考え方が社会全体に浸透していて、企業側も、顧客も、それを当然と思っているということ。
休むために仕事していると言っても過言ではない💦
📩 休暇中は、仕事も完全ストップ
例えば、問い合わせをした場合——

●●について問い合わせしたいです

担当者は休暇中です。3週間後に問い合わせください・・
……こんな返答が当たり前😅
「働いてるのが当たり前」ではなく、「休んでるのが当たり前」という感覚なんですね。
もちろん、その間に支障が出ないように、事前に仕事の調整や引き継ぎは行われているようですが。
そしてその休暇中は…
🎉 家族や知人とホームパーティーをしたり
🤝 人とのつながりを大切にしたり
…なんて素敵なんでしょう✨
👤 “おひとりさま”の私にはちょっぴり羨ましい
人とのつながりを自然に大事にしているスイス人たち。
“おひとりさま”の私は、ちょっぴり羨ましい気持ちになったりして…😌
……あら、やっぱり”おひとりさま”って寂しいのかしら?🤔💦
一方、日本では…
さて、日本の現実はというと——
今や「働き方改革」で年5日間の有給取得が義務となっていますが、
私の前職場では、その5日すら取れず、年度末に経理からお叱りの電話を受けている医師もいました…😓
年にたった5日ですよ⁉️
私たちは何十年も働いて、いったい何百日の有給を捨ててきたのか…。
有給って20日、次年度繰り越しで40日じゃないのか?
…なのに、働き方改革って「5日だけ」って何?😣
スイスと比べて、悶々と…
スイスの生活を垣間見ると、日本の働き方に少し疑問を感じてしまいます。
年金もどうなるか分からず、未来に不安を抱えながら、
毎日仕事、仕事、また仕事…。
すべての日本人の意識がガラッと変われば、少しは変化があるのかもしれないけれど。
🗼どこかの偉い方がパリで“エッフェルポーズ”?
パリまで行ったなら、いろいろ学んで帰ってきてほしいところですが…💧
ババアな私でもスイスを見て、悶々といろいろ考えちゃったというのに(笑)
それでも、スイス人のお婿さんは「日本が大好き」なんだそうです☺️
そう言ってもらえると、なんだか救われますね💕
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